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釣りと包丁と酒の肴 [日記]

わが町である、ここ北九州は北に響灘、東を周防灘で囲まれており、生息する魚種も豊富なためか、釣り人の人口密度はかなり高めのようです。

私自身もこの地に来てから15年ほどになりますが、すっかり釣りにはまってしまい、一時はそれこそ毎週末に夜半過ぎからごそごそと出かけ、まずは夜釣りで電気浮きの明かりを一人静かに見つめるのが何よりの楽しみになってしまいました。

狙いとしては、チヌ(クロダイ)、クロ(メジナ)、アジ、セイゴなどですが、釣れれば良し、釣れなくてもそれもまた良し、というスタンスなので釣果としてはぼちぼちですが、ストレス解消には最高な趣味だと思います。

普段の釣りものはアジなどの子魚が多いですが、それでもたまに、海のお情けで、40cmほどのチヌが釣れる場合もあり、そんな時は家の夕食がちょっぴり賑やかになります。

もちろん自分でさばくのですが、慣れてしまえば、魚を3枚に下ろすのもさほど難しくはありません。

最近ではウェブ上の動画などでも丁寧に解説してくれますので、それをもとに経験を積めば誰にでもさばけるようになります。

最初は身がボロボロになって、食べる所が殆どない悲惨な状態になるかもしれませんが。(実話デス・・)

コツとしては、まず包丁を良く砥いでおく事。切れない包丁は魚の皮で滑って危険なので、特に切っ先などできる限り切れる状態にしておいてください。

また、滑り止めに使い捨で良いので魚を押さえる方の手に軍手などを使用するとしっかりホールドできて安心です。

さて、取りあえず刺身を作るとして・・・

1、釣り上げた後、〆て血抜きをし、クーラーに保存

2、持ち帰り後、まずは鱗(うろこ)を引く

※包丁を使うと鱗が飛び散りやすいので、専用の鱗引きを使いますが、この場合、引くのではなく”押した”方が鱗が飛び散りにくいです。
また、水を張ったシンクの中で作業すれば後始末も便利できれいに処理できます。

3、頭を落とし、はらわたを出して3枚に下ろしていく。

4、腹骨をすいて取り、小骨をピンセットなどで抜き取り、皮を引いて完成です。

よくスーパーなどで丸ごとの魚を買った場合、下処理をしてくれるサービスを見かけますが、あれって大方が3枚おろしの注文ですよね?

落とした頭や引いた皮をもって帰る人はいるのでしょうか?

もし、そうでないなら、「それってすごくもったいない!」

魚種にもよりますが、頭の部分は縦に2つ割りにして、塩焼、煮付け、汁物のだしなどに、引いた皮はサッと塩をして焼くだけで極上の酒の肴になります。

特に引いた皮の塩焼はおすすめなので、熱々の内にパクッとお試し下さいね!



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